「物理超入門」を書いてはいるが・・・

以前の記事、
物理超入門の序文を書いてみた

ここで予告した「超入門」を少しずつ書いているのですが、
どうも内容的に当初予定していたものと違うものを作ることになりそうです。

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当初は、
算数の苦手な人でも、物理に入っていけるように、
ということを意識していたのですが、
そもそも算数とか物理とか、勉強全般が苦手な人は、
そんな長い文章を読むこと自体が苦痛なのかもしれない、
と思ったのです。
書いていて、
これはむしろ、物理を勉強しなおしたい社会人や学生向けだな、
というものになりつつあります。
なので、当初考えていたような「物理超入門」は、
もっと軽くて図表メインのものにするべきと考えるようになってきました。

どちらにせよ、物理の概念を言葉で他人に分かりやすく示すということは、
かなり難しいことだと感じています。
ですが、これは自分自身の理解を確かなものにするという意味でも、
重要なことだと思ってやっています。

また、高校物理の内容をテキスト化するだけでなく、
相対論や電磁気学についても、自分なりにまとめてみたいという気持ちが最近強くなってきています。
とくに特殊相対論については、数学的に難しくないということがあるのでしょうが、
一知半解に数式をもてあそぶような、誤解あるいは曲解のような記述をネット上でよく見かけるので、
そういうものへのアンチとして何かまとまったものを作りたいという欲求が強まっています。
まあ、全部書くには、相当長い時間が必要っぽいですがｗ

あと、「四元数」記事の最後に、物理との関わりを書くつもりでしたが、これも止まっています。
ここには四元数と似たパウリ行列の世界と、四元数を用いたローレンツ変換について書く予定です。
これはまだ細部を勉強中ですので、もう少し先になるかと思います。