UbuntuはWindowsに取ってかわることができるか（１）

さて、Windowsで行っていることが、どれだけUbuntuで再現できるかということについて
つらつらと書いていきたいと思います。

その第1回は
「Ubuntuで動画やDVDを再生する」
です。
え、プログラムのページじゃないのかって？
まあ、開発環境のレビューは難しいのでもう少し慣れてからということで・・・

さて、普通のGNOME環境ですと、最初の動画ソフトはTotemというソフトです。
これにコーデックをいれるとまずは基本的なモノは再生できます。
入れ方は、
アプリケーション＞追加と削除
で、「追加と削除」を出したら、検索に「code」と入力します。
すると
GStreamer ffmpeg video plugin
GStreamer extra plugin
というのが出てきますので、これをいれればOKです。
YouTubeやニコ動なんかから落としてきたやつもいけます。

次に、RealPlayer系ですが、これはRealPlayer本家からLinux用を落としてくるのが一番早いです。
この辺は「Realplayer　Linux」あたりでググればすぐに情報が得られるでしょう。

ところで、WIndowsでみていた動画などにタイトルをつけていた場合、
Linux上では再生リストなどで見ると文字化けしてしまいます。
これはSJISでかかれているからなのですが、これについての解決策については目下調べています。

次は応用編（？）で、DVDを観る方法です。
まあ、普通にDVD入れて再生すればいいのですが、
DVDメニューなどに対応させるにはTotemでは不足です。
またものによってはPCからは正常に再生できないため一工夫必要です。
とりあえず、今回はWIndows上でリッピングなどをしたDVDイメージを再生する方法を紹介します。
WIndowsではDVDDecryptorを使用し、長い物についてはDVDShrinkを用いて半分に圧縮してあります。
いくつか試しましたが、
VLC media Player
が、一番使い勝手が言いように思います。
これも「アプリケーションの追加と削除」からいけます。

DVDイメージをマウントして使う場合は
Gmount-iso
を使うといいですが、VLCはISOイメージをそのまま再生することも可能です。
マウントするときは
/mnt/dvd1
などのディレクトリにマウントすると自動でDVDと認識されます。

さて、ここまででこれまでの資産を観ることはだいたいできるようになりました。
が、WIndowsMediaPlayerのDRMという著作権保護がかけられているコンテンツは観ることができません。
例えばGyaoでの放送を観ることはできません。
また、Ubuntu上でのリッピングなどもできるようですが、まだやったことがないので
これからその辺について調べた上でまた記事を書きたいと思います。